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小学校の先生が、教育技術や育児のコトをつぶやく

日本の子は受け身が多い!?納得できる3つの理由

最近、公園や外遊びは朝イチの我が家

とにかく暑すぎるか、雨すぎる日が続きますね

 

 

さて今回は、教育現場にもたくさんいますが

 

受け身の子

自分から動けない子が多い

これは近年とくに感じます

 

そもそも、日本の教育自体がこういう子を創っているのですがそれにしても増えた。

 

この記事ではそんな子達が生まれてしまうメカニズムについて少しお伝えできたらと思います。

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受け身の子が多い理由【まとめ】

1.学校のシステム

学校のシステムがまずそうさせています。

 

先生の話を聞きなさい

 

ここですね、ただし、先生が悪いわけではありません。人数に対して先生が足りなすぎるのです。

 

本来ならば一人一人をコーチしたり、グループをまとめる手助けをしたりしたい

しかし、

35人のクラスで果たしてそんなことができるかって物理的に無理なんです。

 

そうなったら一番簡単なのは

1人の先生が一斉に指導する方法なんです。

 

だから、日本の子供はやらされることに慣れて育ちます。

 

2.家庭に教育を任せちゃうシステム

よく考えてください

塾、習い事って全て家庭のお金ですよね。

 

反対に、部活動は無償で受けられます。

 

さて、どちらが子供が自分から選んでいるかと言うと間違いなく部活動ですよね

 

 

家庭で習い事や塾を選ぶとなると

当然金銭面、交通面など制限がついてしまいます。

これは仕方のないことですが、日本では当たり前に行われていてこのシステムこそ

 

この塾に入りなさい、この習い事ならできる。

と、一見自分で選んでいるように見えてそうではないと言う現象をおこしているのです。

 

3.構いすぎな大人が多い

これは、人によりますが

 

待てない大人が多いのです。

 

これも結局忙しすぎるからと言うのが、問題なのかもしれませんが

 

ある日お母さんが

「起きて、歯を磨いて、顔を洗いなさい」

と言ったとします。

 

これだけでも3つのことを記憶しないといけないですよね。なにやるんだっけとぼーっとしていると親が助けに来てくれる。

 

この時子どもの育っている力は、

わからなかったらぼーっと待てば、大人が助けてくれる。

そんな力を育てたかったのでしたっけ?

 

とにかく、こう言う時は「指示は1つ」声をかけすぎずに待てるようになりましょう。

 

そして、もし字が読める子なら

洗面所に

 

朝すること

1.はみがき

2.かおをあらう

 

と書いたメモを貼った方が早いです。

 

 

【まとめ】受け身は悪いわけではない

ここまでで、子どもが受け身になる理由を3つ紹介しましたが

受け身は悪いわけではないです。

 

最初から、わたしからやります。できます。

なんて言う子の方が将来どうなっちゃうんだろうと思いますからね。

 

ただし、バランスはすごく大事

 

オリンピックの選手も、幼い頃は受け身で練習していたけど、技ができるようになるにつれて自分からどうしていこうと考えられるようになった選手も多いと思います。

 

やりすぎず、やらなすぎず

特に子どものうちは、そこそこ手をかけてやってもいい

 

だから徐々に自分からできる環境に変えてあげられるように用意することが大事なのです。